手数料返還請求はお金を奪い盗るために事件をでっち上げて請求する行為


1) 手数料返還請求できる期間分の手数料を一括で支払われていない。

戻入規定 (保険会社が手数料返還請求の根拠にしている規定)

保険会社が代理店業務委託契約に盛り込んだ「戻入規定」とは、保険会社が予め定めた期間内に保険契約者が解約または失効、減額などになったら、それまでに支払われた手数料の全部または一部の戻し入れができる。と記載されている。

 

戻入規定に基づきアイエヌジー生命(現エヌエヌ生命)が請求の根拠としている戻入期間(大阪地裁判決書の24頁目に添付されている別表3

  契約日からの既経過期間                 戻入額

    3ヶ月以内                 既払い手数料の100%

    3ヶ月超9ヶ月以内             既払い手数料の50%

    9ヶ月超15ヶ月以内                  既払い手数料の30%

   15ヶ月超21ヶ月以内                既払い手数料の10%

   21ヶ月超28ヶ月以内                既払い手数料の5%

   保険会社は、保険商品ごとに戻入期間、戻入率をそれぞれ定められています。

 

  手数料返還請求が可能なのは、戻入請求期間と同じ28ヶ月分以上の手数料を一括で前払いしている場合

  例えば、戻入期間28ヶ月の場合。28ヶ月以内に解約または失効になったら、それまでに支払われた手数料の全部または一部の払い戻し請求  

      ができると戻入規定で定められている。その請求が適法だと言えるのは手数料も28ヶ月分一括して前払いされていることが前提になる。

  ところが手数料は契約者が支払った保険料に対して支払われるので決して前払いされない。

  月払い契約であれば1ヶ月分の連続、年払い契約であれば1年分の連続です。

 

従って、戻入規定は、解約や失効を理由にお金を奪い取ることをでっち上げるための規約だと言える。

2)手数料は全てが確定してから支払われる。

保障と手数料のしくみ

1回目の保険料が契約者から支払われ保障に充当される。1回目の手数料はその翌月に支払われる。1回目の保障期間内に保険金支払事由が発生したら保険金を支払い保険契約は終了する。反対に何もなかったら契約者は翌月も保障してもらうために保険料を支払い保障に充当される。2回目の手数料はその翌月に支払われる。それが連続する。

手数料は契約者と保険会社双方が解約、失効、クーリングオフ、保障しないなど、すべて無かったことにできない状態になってから支払われますその支払について後から難癖つけることはできません

手数料返還請求は

手数料として確定して支払っているのに、解約や失効を口実に返還請求する行為。従って、戻入とは、請求できないことを契約という形に変えて一見請求できるように見せかけて金品を奪い取る行為です。すなわち、お金を奪い取るために事件をでっち上げて請求する振り込め詐欺と同じようなものです。

                                     容疑は詐欺、強盗です