所得税法上、戻入できない

戻入は修正申告が必要 

戻入は過去に支払った手数料の払戻をすること。 従って、戻入する時は双方が修正申告をしなければなりません。

※修正申告するためには、戻入額分を修正した支払調書を保険会社は再発行しなければできません。

 

保険会社は

過去に支払った報酬を経費として計上しているため、戻し入れ分が同年度の利益となり追徴課税が発生します。同時に、該当年度から修正申告する期間分の延滞税及び重加算税が課せられる場合があります。

代理店は、

戻入請求される年度の所得が減少するため、更正の申告をして多く払いすぎた各種税金分の払戻をしてもらわなければなりません。

 

戻入請求分の修正申告が必要になり現実は戻入はできない。

代理店の件数、戻入行使の件数は少なくない!

代理店は、1回の修正申告でも、全国の代理店数は少なくなく解約、失効に至る件数も当然少なくないことから保険会社は戻入を行使する度に修正申告が必要なのでその回数も少なくないと思われます。

  • 修正申告する度に延滞税、重加算税などの追加負担が生じる。
  • 同一年度に何度も修正申告をしなければならなくなるため、税務署から不適切な申告として指導されることになります。そんなことを連続して毎年できることはありません。 

従って、戻入はできないのです。

 

 

本件での実例

  • アイエヌジー生命から支払われた手数料2605万7207円(アイエヌジー生命は経費計上、代理店は収入として申告するために支払調書が発効されている)
  • 支払われた日:平成20年8月26日
  • 確定申告;平成21年3月
  • 納付額:約1300万円(税率50%)
  • 戻入請求された日:平成21年10月26日
  • 戻入請求額:820万円8051円。戻入請求は平成20年10月26日に支払った手数料の払戻請求ですから双方が修正申告しなければなりません。

(修正申告するには税務署に修正した支払調書を添付しなければならないため再発行しなければなりません。しかし、再発行はされません。)

 

修正申告すると、戻入請求額は820万8051円なので

アイエヌジー生命は

平成20年度に2605万7207円を経費計上していたのを820万円8051円を減額した1784万9156円に修正し直して修正申告をしなければなりません。820万8051円の利益増額分に対して法人税及び延滞税、さらに重加算税などを納付しなければなりません。

 

代理店は

平成21年3月に平成20年度の収入として2605万円7207円を申告していたのを820万8051円を払い戻すので1784万9156円に減額した申告をし直して多く払いすぎたことになる税金分を払い戻してもらいます。

税率50%だったので820万円の50%は410万円を払い戻してもらいます。

 

戻入請求したアイエヌジー生命は820万円分の法人税は当然ですが延滞税、重加算税の負担が増えます。さらに、代理店の数、戻入の件数などが少なくないことから戻入する度に修正申告が必要になるため延滞税、重加算税の追加負担が増加します。また、度重なる修正申告は不適切な経理処理になるため、税務署から注意されることになり戻入をできなくなります。 

戻入は修正申告が必要である証拠

戻入請求は違法であるが、それを考慮せず所得税法では戻入請求はどのような経理処理になるかを実際に証明しました。

アイエヌジー生命から戻入請求された額は8,208,051円。

本来は、この払戻請求に該当する元の支払額は26,057,207円なので戻入請求額を差し引いた17,849,156円に修正した支払い調書を再発行しなければならない。そうしなければ私がすでに納付している所得税、市県民税の払戻請求ができないからです。

しかし、アイエヌジー生命を含めて戻入請求している全ての保険会社は戻入請求時に修正した支払い調書を求めても一切応じてくれません。ところが、修正した支払い調書がなくても修正申告するには、裁判で確定した判決書があれば修正申告(更正の申告)ができます。

本件では、いかさま裁判が確定した判決書があったので、申告できる期限ぎりぎりに更正請求ができました。

アイエヌジー生命から戻入請求された同額が申告から減額されたため、所得税の還付額は3,283,200円でした。

さらに市民税の還付額が820,800円。県民税の還付額が307,900円。

還付された総額は4,411,900円でした。

判決書は法的効力がない偽造判決書でしたが、税務署がその指摘をできないため、更正の請求を受け付けてくれました。

 

しかし、現状は修正した支払い調書を再発行されず、新たに支払う報酬から一方的に差し引いているため、代理店は戻入される度に納付分の払戻請求されないので損失が発生しています。

反対に、戻入請求し、新たに支払うべき報酬から一方的に差し引いている保険会社は修正した支払い調書を再発行していないことから修正申告していないことが明白であり、追徴納付額を免れているし、戻入した額が裏金となっている。

つまり、戻入事態が強盗行為でありさらに、奪い取った額が裏金となっているのです。これは、反社会組織以上の悪行です。

 

ちなみに、私がアイエヌジー生命から債権者破産の申し立てをされたのは、私が更正の手続きをしたことから、アイエヌジー生命は戻入請求分を修正申告しなければならなくなり、追徴が発生したことから嫌がらせでされたと思われます。それであればアイエヌジー生命の行為は人道を外れる行為であり決して許されることではないと思います。