判決書の要件


判決書の作成は裁判官の職権

 

  

民事訴訟法第二百五十三条

判決書には一から六までのことを記載しなければならない

  

 

民事訴訟規則第百五十七条

判決書には判決した裁判官が署名押印しなければならない。

民事訴訟規則第百五十八条

判決書は言渡し後遅延なく、裁判所書記官に交付し、裁判所書記官は、これに言渡し及び交付の日を付記して押印しなければならない。

  判決書の原本

判決の言渡しは

判決書の原本に基づいてする。

民事訴訟法第二百五十二条

裁判長が主文を朗読してする。 

民事訴訟規則第百五十五条

 

判決は言渡しによって効力が生じる

民事訴訟法第二百五十条

 

※判決書の原本に基づき裁判長が主文を朗読して言渡しをされた場合に、効力が生じる。判決書の原本とは民事訴訟法第二百五十三条、民事訴訟規則第百五十七条に定められた要件を満たしていること。すなわち、裁判官の署名押印がない判決書は法的効力がない偽造判決書になる。


裁判の当事者に送達される判決書は

書記官が裁判所に保管されている判決書の原本を謄写したものに判決書の様式を証明する書類(これは正本である)を添付したもの。

民事訴訟規則第三十三条

判決書の送達は裁判所書記官の職権。

従って、書記官以外の者が送達していたらその者が罪を問われることになる。

 

█ 判決書の送達は、書記官の職権で送達される。民事訴訟法第九十八条

 

█ 判決書の送達は書留郵便等に付する送達。民事訴訟法第百七条

 

█ 判決書の送達は特別送達郵便法第四十九条

 

謄写とは、3次元コピーのことで立体の全ての箇所が一致していること。

 裁判所では全て謄写でなければならない。

   複写とは、2次元のコピーのこと。

 

※送達とは、郵送、手渡しを含む裁判所用語

 

 当事者に送達される判決書は、判決した裁判官の署名押印跡と書記官の押印跡がある!

 

 

決定(破産)、命令(差押)は判決に関する規定を準用する


 

判決に関する規定の準用 民事訴訟法第百二十二条

決定及び命令には、その性質に反しない限り、判決に関する規定を準用する。

 

最高裁判所規則第五十条

決定書及び命令書には、決定又は命令をした裁判官が記名押印しなければならない。

2 決定または命令の告知がされたときは、裁判所書記官は、その旨及び告知の方法を訴訟記録上明らかにしなければならない。

3 決定及び命令には、前二項に規定するほか、その性質に反しない限り、判決に関する規定を準用する。

 

 

 

 

 

当事者に送達されるのは、裁判官の記名押印跡書記官の押印跡がある!